岩泉線が廃止されるようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120330-00000006-khks-l03http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120329-00000044-mai-soci岩泉線は究極のローカル線といってもいいような路線で、それが災害により不通になっていたのですから、廃止自体には驚きはありません。むしろ、1日平均乗車人員が46人(09年度)のローカル線に巨費を投じて復旧させるほうがどうかしていると思うので、残念ですが仕方ないでしょう。復旧費用は130億円と予想されているそうですが、誰がどう考えても、それだけのお金があれば、別のことに使った方が価値がありますね。
岩泉線に続いて気になるのが只見線です。只見線も、災害により昨年夏から一部区間が不通になっています。ペースはゆっくりですが、復旧に向けた調査や、復旧工事は行われているようですので、廃線にはならないと思いたいところ。でも、不通区間はまだ40キロもありますので、心配になりますね。とくに、鉄橋流出区間は、鉄橋を架けなおさないといけないのですが、その費用は相当高額なため、当該区間だけは廃止になってもおかしくありません。
只見線が岩泉線と違うのは、盲腸線ではない、ということ。実際、只見線は磐越西線の災害時の代替路線の役割も担っています。とはいうものの、あの東日本大震災でもとくに必要ではなかったので、昔に比べると重要度も低くなっているような気もしますね。