ジェットスター・ジャパンGK118便搭乗記

ジェットスター・ジャパンGK117便搭乗記より続きます。

札幌に3日滞在して、帰京時にGK118便に乗りました。

GK118便は定刻20時20分発ですが、余裕を持って新千歳空港に17時45分頃に入りました。ジェットスターのカウンターはかつての国際線エリアの端っこにあり、閑散としています。



一つ前のGK116便は18時40分発ですので、搭乗手続きがまだ行われている時間です。新千歳空港のジェットスターの自動チェックイン機の近くには、出発便が表示されているモニターがありました。それをみると、GK116便は遅れており、出発予定は20時30分になっています。これはGK118便と同時刻。モニターには「JJP116」と書かれていますが、GK116と同義です。そしてモニターには、118便についての表示はありません。これは定刻かも? 



と期待して自動チェックイン機を操作すると、GK118便には「遅延」の表示。新しい出発時刻は「0:00」となっています。まさか、午前0時になるというわけもありませんが、相当な遅れの様子。不安になりカウンターに向かうと、案内係が「どうなさいました?」と声をかけてくれます。

遅延がどのくらいかと問うと、それには答えず「一本前の便(GK116)にまだ空席がありますので、そちらにお乗りください」との案内が。LCCはそういう振替はしてくれないのかと思っていましたので、やや意外です。カウンターで尋ねると、GK116便は大幅に遅延しているので、19時50分に出発ゲートに行けば良いとのこと。まるっきりGK118便のダイヤになりました。

時間は十分あったので食事を済ませ、戻ってきますが、依然としてGK118便は予定時刻すら書いてありません。

保安検査を抜けて0番ゲートに行きます。GK116とGK118両便の乗客が待っていますので、待合エリアはやや混雑。みな憮然としながらも、悟ったように黙ってフライトを待っています。空調は効いているので快適ですが、テレビなどはなく退屈です。



遅延は拡大しているようで、19時50分になっても搭乗開始どころかスタッフの姿さえありません。というか、飛行機もまだ着いていない様子。ゲートが開いて搭乗が開始されたのが20時27分。ボーディングブリッジからの搭乗です。




給油中の飛行機にどんどんと乗客を押し込み、スポットアウトが20時46分、離陸が20時54分です。GK116便としては約2時間の遅延、GK118便とすれば約30分の遅延です。

機内は満席です。GK118便の乗客も詰めるだけ詰め込んだのですから当然でしょう。僕は疲れ果て、離陸ともに眠りに落ち、気が付いたら着陸寸前でした。そのため、GK118便の機内リポートはありません。僕以外の多くの人が、おそらく疲れて眠りこんでいたのではないか、と思います。

成田空港のスポットインが22時12分。GK118便と考えれば到着予定時刻の22時から12分の遅れですので、航空業界としては「定刻」の範囲に含まれます。GK116便としては約2時間の遅延になります。



こちらは沖止めでしたので、バスでターミナルまで運ばれます。ただ、ターミナルに入ってからはあまり歩かないで済みますので、端っこのブリッジよりは沖止めのほうがラクかもしれません。

スカイライナーの最終は22時21分。荷物を預けていませんでしたが、それでもこれには間に合いません。成田空港の国内線施設から駅まではそれほど遠くはありませんが、5分以上はかかります。間に合ったのは22時32分発のアクセス特急の最終列車でした。



ちなみに、筆者が当初乗る予定だったGK118便のこの日の到着は22時56分の成田着でした。となると、交通アクセスは東京駅行きの格安バス「東京シャトル」しかありません。東京駅から遠い人は帰るに帰れなかったでしょう。乗客としては、門限ギリギリに成田に滑り込まれるのが困るわけですが、その最悪のフライトになっていたようです。

ジェットスターでの北海道の旅は、往復とも予定の飛行機は遅延という結果。そもそもGK117便の定時運航率は2割程度、GK118便は3割程度ということですから、統計通りの結果になってしまった、ということです。

遅延を除けば問題はなく、新しい機材で清潔な機内、快適なフライトでした。チェックインや荷物預けもスムーズです。とはいえ、乗客が航空機に望むことの1は安全、2に定時運航ですから、今後は、安全を維持しながらの遅延防止を期待したいところです。

最後にお詫び。「GK118便搭乗記」と書きましたが、上記の理由で振替となり、GK118便には乗りませんでした。もし門限ギリギリのGK118物語を期待していた人がいたとしたらお詫び申し上げます。

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