大株歩道入口は、トロッコ道の最終地点です。この先は山道なので、本格的な「山登り」準備の最終地点ともいえる場所です。

ここにもバイオトイレが設置されています。最近完成したものらしく、とても大きな設備です。この先、縄文杉までトイレはありませんので、用を足すならここが最後。ということで、ツアーが着いた直後は大行列が発生します。

トイレはとてもきれい。荒川登山口といい、小杉谷山荘跡といい、大株歩道入口といい、縄文杉登山のトイレはどこもきれいです。
9時15分大株歩道入口出発。斜面をガリガリ上がります。
大株歩道入口から縄文杉までの標高差は約400メートル。

木の根を踏み越え、階段を上がっていきます。トロッコ道がラクだったので、慣れるまではしんどいですね。
20分ほど歩いて翁杉。2010年に突然倒壊したそうです。倒れてなお、迫力あり。

さらに進み、9時39分ウィルソン株到着。大株歩道入口からのコースタイムは40分ですが、25分で到着しました。とくに急いだわけでもないので、この区間のコースタイムはやや甘めです。

さて、ウィルソン株といえば、ハートの切り株。それを見るために大行列ができています。
今日の縄文杉登山者はだいたい400人程度だそうで、これは「やや混雑」に分類されるくらいでしょうか。最も多い日は1000人以上が登山するそうなので、そういう場合はもっと大行列になるのでしょう。
お盆の時期にこのくらいの混雑で済んだのは、数日に渡って天候が安定したからだと思われます。ずっと好天だったので、一日に集中しなかった、ということでしょう。
お約束のハート形切り株です。

最初にこの撮影ポイントを見つけた人に敬服です。