富士登山の理想の日程とは(2012年富士山登山記2)

富士山はそんなに難しい山ではないようです。登山道は整備されていますし、山小屋もたくさんありますから、テントもシュラフも必要なく、重い荷物を背負わないで済みます。


富士山七合目の山小屋群

富士登山における懸念は天候と高山病くらいです。この懸念を解消するには、天気の良い日を選び、時間をかけて登ればいい、ということになります。

富士山の登山シーズンは7月~8月の2ヶ月間ですが、このうち天候がもっとも安定しているのは梅雨明けの10日間ほどです。梅雨明けがいつになるかは年によって異なりますが、今年は7月17日に関東甲信越の梅雨明けが報じられました。ただ、天気図を見るとまだ天候が安定しているようには思えず、少し様子見しました。

富士山の天気予報は気象庁のホームページで見ることができます。ただ、これ、あまりアテになりません。週間天気予報は「曇時々晴」か「晴時々曇」が多く、降水確率は「30%」の表示ばかり。本気で予報を始めるのは2日前くらいからのようで、3日前予報では「晴時々曇、30%」だったのが、2日前予報では「曇時々雨60%」になっていたりします。

仕方ないので、予報は参考程度にとどめ、天気図をにらみながら、梅雨明けの気圧配置になるのを待ちます。7月25日頃には完全に明けていそうだな、とその1週間くらい前に自分で予測して、25日~26日に用事を入れないようにしておきました。結局、完全に梅雨が明けたと思われるのは7月24日頃。太平洋高気圧が本州を完全に覆い、どうみても真夏の到来。いまがチャンス!ということで、日程を空けておいた7月25日に登山を決行しました。

もうひとつ、富士山の登山日程決めで難しいのは、いくら天気が良くても週末は混雑するので避けた方が良い、という点です。金土日は混みますので、月~木の出発で、なおかつ梅雨明け後10日間程度、というのが理想的な日程です。ただ、そうなると実質的には数日しかありませんので、仕事のある人はそううまくはいかないと思いますが。

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