日本からチェコへの直行便はありません。
中央ヨーロッパへ便利なのはルフトハンザなので、僕も今回はそのお世話になります。ルフトハンザは2010年からA380をフランクフルト-成田に就航させています。ウィーンへは、フランクフルトで同日乗り継ぎで到着可能です。

A380は巨大な2階建て機なので、空港の全てのゲートを使用できるわけではありません。成田空港でも、A380に対応しているゲートは限られています。ルフトハンザが発着する第一ターミナルでは対応ゲートは4つだけで、今回使用していたのは45番ゲートでした。このゲートは、A380の上部デッキドアにブリッジが接続できます。
A380といっても、航空会社により仕様は異なりますが、ルフトハンザのA380は、世界最大級の526席が設置されています。そのため、搭乗ゲートは人であふれかえっていました。こんな感じです。

ゲートをくぐると、上部ブリッジと下部ブリッジに分かれます。上部がファースト、ビジネスで、下部がエコノミーです。上部に向かいたいところですが、安いチケットなので、下部のエコノミーに乗ります。
エコノミーは3×4×3の横10列で、ボーイング747と同じです。シートピッチも狭いです。A380は巨大機ですが、エコノミークラスに乗客を詰め込む点は他の飛行機と変わりありません。ですから、乗ってしまえば、とくに他の機材と大きな違いはありませんでした。
[caption id="attachment_1666" align="alignnone" width="400" caption="写真はルフトハンザホームページより"]

[/caption]
機内で出てくるビールは「WARSTEINER」。ヴァルシュタイナーと読みます。ドイツに行けばどこでも見かけるビールで、ごく一般的なブランドといえます。日本で言えばキリン一番絞りとかサッポロ黒ラベルとか、そんな感じでしょう。

機内のミール。上が1食目、下が2食目。


味は普通です。エコノミーの機内食なので、とくに期待はしていないので、その意味では十分に食べられます。コンビニ弁当と同じ程度でしょう。
ただし、コーヒーは美味しくありません。どうも、インスタントのようです。最近は、エコノミークラスではレギュラーコーヒーは淹れてくれなくなったのでしょうか。これは、世界的な流れなのか、日本の国内線も同じですね。
ドイツの大地が見えてきました。

フランクフルトに到着です。