ジェットスターケアンズ行きのビジネスクラスをレポートしましょう。
この日は空いていて、ビジネスクラスの利用者は5人ほど。こんなガラガラで大丈夫か?と思いますが、オフシーズンの平日の観光路線なので、こんなものなのかもしれません。
そしてシート。第1印象は「せま!」という感じです。

一昔前のレガシーキャリアのビジネスクラスをイメージしていましたが、それより狭い。プレミアムエコノミー程度でしょうか。JALのクラスJとあんまり変わりないような気すらします。それよりはもうちょっと広いのだと信じたいですが。
枕と薄い毛布とアメニティグッズが置いてあります。

シートモニターも付いています。映画もありましたが、深夜便なので見る気はしません。コンセントもUSB電源もありますので、手持ちのタブレットも存分に使えます。
席に座るとドリンクサービスが。このあたりは、レガシーのビジネスクラスと同じですね。スパークリングワインを飲みます。

離陸後、機内食が出されます。
ケアンズまでの所要時間は7時間40分ですので、空港で夕食を済ませて機内ではすぐに寝る、というのが正しい旅の姿でしょう。エコノミークラスの機内食は選択制ですから、パスする人も多いでしょうし、きっとそれが正解です。深夜便では食事より睡眠が大事です。
でも、ビジネスクラスは機内食が料金に含まれていますし、いちおうCクラスの食事、ということで食べてみたい気にもなります。ということで、機内食を普通にいただくことにしました。
最初にスープとサラダが運ばれてきます。スープは濃厚で美味しい。

続いてメインディッシュ。豚肉のショウガ煮、サーモンのトマト&ディル風味、パスタアルフレッドの3つからチョイスできます。豚肉のショウガ煮をオーダーしてみました。

味は、まあ、普通の機内食です。Cクラスらしさはありません。
デザートは「MOVENPICK」のアイスクリーム。バニラ味。

やや柔らかくねっとりした味です。まずまず美味しいです。
つづいて、朝食。わずか7時間40分のフライトで、しかも深夜便で、2度も食事はいらんだろ、と思いますが、朝食が出されます。ただし、夕食時に「朝食は必要か?」と確認されますので、睡眠を優先する人は断ればいいでしょう。筆者は食べましたが。
朝食は、シリアルとヨーグルト、パンです。シリアルは、ぼそぼそして今一つ。

このほか、フルーツが出されます。
ちなみに、この朝食が出されるのは、日本時間で午前4時すぎ。夕食が終わったのが前夜23時頃でしたから、5時間程度しか間隔が空いていません。
その間、寝たわけですが、フルフラットではないシートですので、寝心地は今ひとつ。フットレストは付いていますが、あまり高くは上がらないので、全く役立たずでした。この日はエコノミーもガラガラでしたので、「エコフラット」で横になったほうが快適だったかもしれません。
6時20分頃ケアンズ着。

定刻より20分ほど遅れていますが、遅延のうちに入らないでしょう。時差は1時間。日本時間は5時20分です。