2時間新宮市1周(「八木新宮特急バス」乗車記5)

八木新宮特急バスの初便で新宮に到着すると、その後の選択肢は3つあります。新宮付近で宿泊して観光する、新宮駅からJR特急「くろしお」で大阪方面へ抜ける、特急「ワイドビュー南紀」で名古屋方面に抜ける、の3つです。

ワイドビュー南紀で名古屋に抜ければ、新幹線を乗り継いでさらに東京まで当日中に行くことができます。筆者もこのルートを使って、東京まで帰ることにします。バスの到着が15時44分、ワイドビュー南紀8号の新宮発が17時28分。したがって、持ち時間は1時間半ほどです。

駅の案内板を見て、歩ける範囲の新宮の見どころを見ていきます。

まずは、徐福公園。徐福の墓がなぜか新宮にあります。

徐福神社
徐福の墓

名所というかなんというか。

続いて、5分ほど歩き、新宮城址。丹鶴城とも言うようです。1618年に浅野氏によって築城され、徳川頼宣が紀州藩主として入国して以後は、家老の水野氏の居城だったそうです。つまり一国一城の例外で、大名の居城ではなかったようです。そういう意味では珍しい城ですね。

新宮市から和歌山市までは非常に距離がありますので、一国一城の例外になったのでしょうか。

現在は石垣が残るのみ。

新宮城

大名のいなかった城だからか、規模もそれほど大きくはありません。ただ、本丸から眺める熊野川の景色は素晴らしいです。

新宮城から熊野川

さらに10分ほど歩き、熊野速玉大社へ。

熊野速玉大社

多数の古神宝類があり、国宝に指定されていますが、神宝館はすでに閉館していました。お参りだけして、駅に戻ります。熊野速玉大社から新宮駅間では1.5kmほど。早足なら15分かかりません。地図では遠いように見えますが、見た目よりも小さな町です。

特急ワイドビュー南紀。

ワイドビュー南紀

名古屋駅で少し寄り道して、東京に着いたのは23時頃でした。

これで、「八木新宮特急バス」乗車記は終わりです。

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