中村雅俊が探検家・高橋大輔氏とサハリンを巡った紀行。

画像:TBSウェブサイト
間宮海峡の映像を見たのは初めてかも知れません。びっくりするほど近いですね。そして浅そう。
それにしても、サハリンと大陸の接点だというのに、あんなに道が悪く、行くのが大変だとは知りませんでした。
内容の割には2時間の尺はやや長すぎ、間延び感がありました。しかし、それを除けば、サハリンの歴史と現状が伝わってくる好番組でした。民放で、こういうきれいなルポルタージュは、珍しいですね。
録画して視聴しました。以下、TBSホームページより
BS-TBS「遥かなるサハリン紀行」
間宮林蔵が歩いた最後の秘境~1000キロの真実
2014/10/19(日)19:00~20:54
旅人/中村雅俊

画像:中村雅俊オフィシャルサイト
番組内容
オホーツク海を望む、北海道、宗谷岬。日本最北端の地。その海の先にサハリンがある。日本では樺太の名で知られる。そしてその海を眺めるように立つ像…それは、樺太探検を成し遂げた江戸時代の探検家、間宮林蔵。15世紀末にはじまった大航海時代。猛スピードで埋まっていった世界地図の中で、最後の空白の一つが日本以北の北太平洋だった。
『樺太は、半島なのか? 島なのか?』
その謎に挑んだ林蔵は、見事、間宮海峡を発見。樺太が島であることを世界ではじめて確認した。その偉業は、日本研究の第一人者であったドイツ人医師、シーボルトによって、ヨーロッパへと伝えられる。そして、世界地図にその名を刻む、ただひとりの日本人となった…。
南北およそ1000キロメートル、東京、鹿児島間と同じほどの巨大な島、サハリン。かつてその南半分を日本が統治した時代もあった。
宗谷岬との距離はわずか40キロメートル。林蔵が探検した当時は、南部にサハリンアイヌ、中部にウイルタ、そして北部にニブフ。3つの知られざる先住民族が暮らす、まさに未知なる島だった。
そんな先住民族の力も借りて、命がけの探検を成功させた林蔵。
いったい、どんな人物だったのか?
そして、200年前のサハリンで、何を見たのか?
俳優の中村雅俊が、その足跡をたどる。