NHK『地球イチバン』の10月30日放送では、「世界一の星空がくれたもの」と題して、アイルランドのアイベラ半島を紹介していました。
アイルランドのアイベラ半島は、夜空の保護活動を評価する国際ダークスカイ協会から、最高級のゴールド認定を受けた地域とのこと。肉眼で見える星の数は4000個。画面からも、星空の美しさが伝わってきました。日本であれだけの星空を見られる場所は、たぶんないでしょう。

画像:NHK
筆者は、ずいぶん昔に東シナ海を横断する船の上から天の川を見たことがあります。真っ暗な空間で見る星の多さと明るさに本当に驚きました。日本に住んでいると気づきませんが、世界は星に満ちています。たぶん、それに近い感動を味わえる場所なのではないかと思います。
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さて、このアイベラ半島はどうやって行くのでしょうか。NHKのオンエア放送では「アイベラ半島」という曖昧な表現なのでよくわかりませんでしたが、その中心都市はケリー(Kerry)州のキラーニー Killarneyといいます。NHKの取材班も、キラーニーを取材拠点としていたかもしれません。
キラーニーには空港(kerry空港)もありますので、空路でアクセスできます。ダブリンからケーリーまでは、飛行機で1時間ほど。ロンドンのルートン空港からケリー空港までの便もあり、ライアンエアーで1時間半ほどです。日本からだと、エディハド航空を使うと便利。成田2120→0510アブダビ0900→1340ダブリン1900→1955ケリーとたどり着けます。31時間35分です。鉄道もあるようですので、ダブリンから鉄道旅行するのもいいでしょう。
アイベラ半島を一周するルートは「ケリー周遊路Ring of Kerry」と呼ばれていて、アイルランドではメジャーな周遊ルートです。「ケリー周遊路」で、検索すれば、日本語のサイトもいくつか見つかります。
現地に宿泊して星を見るには、ガイド(Stargazing Guide)を雇うといいようです。詳しくは、現地の
ダークスカイ協会のホームページを見るといいでしょう。