富山地方鉄道 富山駅南北接続線【北陸落ち穂拾いの旅2】

北陸新幹線開業にあわせて、富山市内の路面電車にも、短いながら新規開業がありました。富山地方鉄道富山駅南北接続線です。

これは、駅前まで来ていた市内電車の線路を、JR高架下まで引き込んで、将来的には駅北側の富山ライトレールと接続する、という路線です。

北陸新幹線開業と同じ日に、旧富山駅前(現電鉄富山駅・エスタ前)電停~新富山駅電停まで0.2kmが開業したので、これにも乗ります。

新幹線を降りて、改札口を抜けて、コンコースに出ると、その向こうに路面電車が停まっています。おお、こんなに近いのか、とちょっと驚き。この動線の短さは画期的です。

富山市内線

ここから、環状線に乗ります。環状線は、2009年の富山都心線の開業にあわせて登場した系統で、2015年の南北接続線開業により、富山駅に乗り入れる形になりました。スイッチバックで富山駅に入り、出て行く形です。

ちょうど、新型連節低床車9000系「セントラム」が入線していたので乗車。これで環状線を一周します。

富山市内線

新幹線開業にあわせて、富山駅南口は整理され、広々とした駅前広場になりました。そこを路面電車がゆっくりと抜けていきます。駅前の通りに出るにもそれほど時間がかからず、スムーズでした。

富山市内線

ただ、富山都心線区間に入るとカーブが多く、信号にもひっかかりがち。丸の内電停~西町電停の区間では時間がかかりました。

この区間、もう少し信号待ちを解消してスムーズに走れれば、なお利便性が上がりそうです。

富山駅からの乗客は、多くは都心線区間で下車しました。環状線系統は、富山駅からグランドプラザ周辺の輸送に貢献しているようです。

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